옹심이 オンシミ ニョッキ

韓国には옹심이オンシミという食べ物があります。検索すると「ニョッキ」と出てきますが、さしずめ白玉のようなもの。옹심이という言葉自体は새알セアル(鳥の卵)の江原道の方言なのだそうです。鶏の玉子ではなく、里でよく見かける小鳥の卵からの連想のようです。ウズラの卵のような。

 

このオンシミはジャガイモの澱粉を使う場合もありますし、もち米やうるち米を使う場合もあります。一つ一つ手で丸めるのでとても手のかかる食べ物の一つで、そういう意味では作る側としては少し特別な料理です。

 

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昨日、案内所でいくつもの手がこのオンシミをこねこね丸めてオンシミわかめスープを頂きました。黄金色のターメリック、百年草という上品な紫色のサボテンの実、そして鮮やかな緑のシラヤマギクなどの天然の色素を加えて色とりどりのオンシミがとても可愛らしく仕上がりました。これはご飯に添えるスープではなく、日本で言うならどんぶり料理のようにこれ一品で一食になるメニューです。

 

日本でワカメの入る汁物というとやはりワカメのお味噌汁ですよね。日本では基本的に塩蔵で売られていると思いますから塩抜きすればいつでも鮮やかな緑の新鮮なワカメに接することができますが、ここ韓国では乾燥ワカメが主流なので、どちらかというと新鮮な鮮やかさより煮詰めた柔らかさを楽しむものです。

 

それでこのワカメスープもぐつぐつと煮込まれて鮮やかさから柔らかさに味わいの魅力がシフトしているところです。塩蔵ワカメでこの煮込まれた柔らかさを追求しようとしたらとても時間がかかるし鮮やかさが勿体ないように思うのではないでしょうか。乾燥ワカメだからこそこういった料理が生まれてきますし、韓国では今後も乾燥ワカメを求めていくでしょうし、文化の違い、食生活の違いというのはこうやって生まれていくんだなあと思いを馳せました。

 

韓国でも今日から梅雨に入ったそうです。私のいる安東にはまだ雨が到着していませんが今年の梅雨はどんな様相を見せるのでしょうか。韓国の梅雨の話は、また別の日に書いてみようと思います。

 

 

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